ヘアワックスのことならおまかせ！

近頃、若い世代を中心に「ヘアワックス」が人気です！

もともと整髪料といえば、チックやポマード、ヘアリキッド、ヘアクリーム、ヘアスプレーなどが主流でありましたが、後に「ムース」が登場し、当時流行ったパーマ一ヘアーのウェーブを際立たせたり復元させる効果が高いということもあってムースが一躍主流となりました。

その後もヘアウォーターやヘアジェル、ヘアミストなど新たな商品も開発され、男女問わず整髪料を用いる人は増加傾向にあります。

ところで、ヘアワックスが登場したのはいつ頃だったのでしょうか。はっきりとした記憶は残っていませんが、おそらく1990年代であろうと思います。

資生堂から「スタイリッシュヘアワックス」やヘアワックス業界では代表的存在であるナカノ（中野製薬）から「ナカノスタイリングワックス」が発売されたのが1996年（平成８年）ですから、この頃が最初だと思います。


そして、ヘアワックスが流行し始めたのは2000年以降といわれています。ヘアワックスで作りこんだ「無造作ショートヘア」が世に登場し出したのは98年以降で、98年頃はまだまだロン毛が主流だったようです。

99年頃からファッションメディアがこぞって取り上げ始め、「ヘアワックス」が一般的な整髪料の仲間入りをしたのも99年頃からで、その後2000年（平成12年）以降になって一挙に人気が高まりました。

近年のヘアワックス人気の要因はどこにあるのでしょう。

第一には、ヘアワックス技術の革新があります。ヘアワックスが出始めた頃は、ただ単に髪を立たせたり、光らせたりという単純なものでしかありませんでした。

だから、男子学生など、ヘアワックスをつけた子はみんな同じように髪の毛を逆立てていて個性がありませんでしたよね。
そういわれてみれば、以前のようにハリネズミのようにワックスで髪を立たせている子は最近お目にかかりません。

ところが、最近では毛先に軽くワックスをつけて、揉んだり引っ張ったりしながら自然なウエーブ（動き）を演出するスタイルが主流になってきました。

ヘアワックス技術の進化ともいえますし、ニーズの変化ともいえます。

第二として、女性に対するヘアワックス人気が高まってきたことも要因といえるでしょう。

以前であれば女性でヘアワックスをつけているのはごく一部しかいませんでしたが、最近では、女性もさまざまなアレンジヘアを演出するためにヘアワックス愛用する人がとても増えてきています。

これらの背景には、ヘアワックスの多様化があります。

以前はヘアワックスの種類がとても少なくて、売り上げの７割ぐらいは有名メーカー２〜３社ぐらいで独占していたんですが、最近では海外からの製品を含め、メーカー数及び種類がとても増えてきています。

ですから、先ほどの技術革新とも関連しますが、製品の種類や性能的なバリエーションが多くなったことで、ヘアワックスの選択肢が増え注目が集まっているといえるでしょう。

そして、ヘアワックスの新しい時代が始まったともいえます。