スポーツテイストな「ファインドアウト」
「イージス」と同様、ワークマンのプライベートブランドとして登場したのが「Find-Out(ファインドアウト)」というシリーズです。
ファインドアウトは、ワークマンが重視する高機能性を伴ったプロ志向の商品として企画・開発されました。
“ファインドアウト”というブランド名で初めて販売されたのは、正確な記録が残っていませんがおそらく2016年頃ではないかと思います。
ワークマンの2016年秋冬新商品発表会には、イージスやフィールドコアと並んで「ファインドアウト」の商品が展示されています。
ただ、ファインドアウトというシリーズが本格始動したのは2017年の秋頃からで、この時、「ファインドアウト」の販売戦略が公式に発表されており、新たに7種類の新商品も発売されました。
この時に発表されたファインドアウトのコンセプトとしては、
・デザインはベーシックながら、少しカッコいい
・機能はプロ顧客志向で、デザインはスポーツ顧客志向
・価格を見ないでも安心して買える(大量生産によるコストダウン)
・高機能で実用的なアクティブウエアながら、仕事着としても使える
となっていますので、すでに“スポーツテイスト”に特化した商品をイメージしていたと考えられます。
ファインドアウトの特徴
ワークマン「ファインドアウト」シリーズの特徴とは、どんなところにあるのでしょうか。
まず、「ファインドアウト」の商品は、全般にしなやかな風合いとスポーティなデザインを併せ持っています。
スポーツテイストな衣料として大事な機能は、
・吸汗性が高いこと・軽量であること
・肌触りが良いこと・防寒性が高いこと(アウターなど)
などが前提となります。
ほかにも以下のような機能が備わっています(製品の種類によって異なります)。
・紫外線カット・接触冷感(夏場に涼しくさわやか)
・反射材付き(安全対策)・収納ポケット付き
そして、機能以外にも「オシャレ感」、「デザイン性」といった点も商品を選ぶうえで重要となりますが、このファインドアウトシリーズは、どれもおしゃれでかっこいいアイテムばかりです。
色やデザインも豊富で、細身に見える独自の製法を採用している商品もあり、とてもスマートな印象で見栄えがします。
ファインドアウトシリーズはとても人気が高いため、次々と新製品が開発されており、種類も多くなっています。
なにより着心地がバツグンなので、スポーツだけでなく普段着やインナーなど、さまざまなシーンで活用できます。